2025年4月2日の世界遺産関連ニュース

今年7月、三重津海軍所跡を含む「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されて10周年を迎えます。　英国で1760年代から1830年代にかけて起こったとされる産業革命では、蒸気機関の発明に始まる動力革命で生産活動の機械化が進み、農村社会から資本主義的工業社会へと転換しました。英国は、工業化で得た経済力と軍事力で、世界の政治経済の主導権を握りました。

　2024年に新潟県の「佐渡島の金山」が新たに登録を受け、日本の世界遺産は26個になりました。歴史ある寺院や城、人の手が入っていない豊かな自然など、さまざまな特色ある世界遺産が国内に点在しています。　ねとらぼでは、2024年4月22日～4月29日の期間に「一度は訪れてみたいと思う日本の世界遺産は？」というテー…

昨秋、訪日外国人観光客で混雑する京都市で、日本人客の動向に変化があった。有名観光地では減少し、周辺部では増加。これは京都市が推進する分散観光の効果なのか。それとも、日本人の“京都離れ”が進んでいるのか。

世界遺産・日光山輪王寺（日光市山内）の伝統行事「強飯（ごうはん）式」が２日、本堂「三仏堂」で開かれた。一般参列の約２００人が見守る中、お堂には山盛りの飯を食べるよう強いる、山伏の威勢よい声が響いた。　僧侶による法要「三天合行供（さんてんごうぎょうく）」と護摩たきに続き、「強飯頂戴（ちょうだい）の儀」を執り行った。山伏が３升の山盛り飯や山菜を６人の頂戴人に差し出し「75杯残さず食べろ」などと責め立てた。　強飯式はかつて修行僧が山中の供え物を持ち帰り、人々に分け与えたのが始まりとされる。