「ネゲヴ砂漠の香の道と都市群」の基本情報
国 |
イスラエル |
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登録区分 | 世界文化遺産 |
登録年 |
ネゲヴ砂漠、イスラエルの南部に広がるその砂漠には今も集落が残ります。名前の通り、お香を運んだ交易ルートに発展した4つの砂漠都市が世界遺産に登録されています。
最盛期は紀元前3世紀から後2世紀にかけてで、アラビア半島の南やアフリカの東側の紅海付近やインドに分布する乳香貿易のために栄えた都市郡となっています。
登録された4つの町のうち、シヴタという町からは灌漑システムが発掘され、当時この地で農業が行われていた証拠となっています。その他ハルザ、マムシト、アヴダトの3都市と6箇所の城塞・隊商宿のほか、キャラバンが通った交易路の一部、交易路に打ち立てられた22箇所のマイルストーン群が登録遺産の対象となっています。