ナポリ歴史地区は南イタリア最大の都市ナポリにある世界遺産。ナポリの語源はギリシャ語のネアポリス(新しい町)で、世界三大美港の一つでもあります。ローマ帝国の支配下に置かれたこともあり、今でも古代ローマ時代の名残を見ることが出来ます。
『ナポリはを見てから死ね』というイタリアのことわざがあるほど、ナポリ湾一帯は美しいと言われています。ちなみに、ナポリにはマルゲリータ発祥のお店があります。
「ナポリ歴史地区」の目次
ナポリ大聖堂
常に外国勢力の標的になってきただけはでなく、ヴェスヴォイス山の火山活動による自然災害に脅かされたナポリ市民は神に心の拠り所を求めました。その信仰心がナポリ大聖堂(ドゥオーモ)を生んだのでした。
サンタ・キアラ教会
ナポリの下町、スパッカ・ナポリ通りに面したサンタ・キアラ聖堂は、ナポリがフランスのアンジュー家に支配されていた1328年に完成しました。
ナポリ王宮
1442年、ナポリ王国の支配はアンジュー家からスペインのアラゴン家に移りました。そのアラゴン王国がカスティーリャ王国と併合し1479年にスペイン王国が誕生すると、1504年からナポリはスペイン属州の州都となりました。ナポリ王宮の設計にはヴァチカンのサン・ピエトロ広場のオベリスク(柱塔)を移設したドメニコ・ フォンターナが携わりました。
ヌオーヴォ城
フランス・アンジュ ー家のナポリ王カルロ1世の命で王宮の北東に建てられたのがヌオーヴォ城です。ヌオーヴォ城はルネッサンス建築によって作られたお城です。
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