「ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場」は、フランス北東部にあるドイツ国境に近いロレーヌ地方の都市ナンシーの中心部にある3つの広場からなる世界遺産。
大規模な都市改造によって、中世期の旧市街と16世紀から17世紀にかけての新しい市街を統一しようと設計された広場の文化的価値が認められました。
主要スポット
スタニスラス広場
中心となるスタニスラス広場は、フランス王ルイ15世の義父に当たるロレーヌ公スタニスラスが国王を称えてつくらせたバロック調の建物ときらびやかな装飾が施された門に囲まれた広場。
広場中央にはスタニスラスの像が立っています。
カリエール広場
カリエール広場はスタニスラス広場に面している凱旋門をはさんだ北側にある広場。当時はここで馬上槍試合が行われていました。広場の名前は、カリエール=競技場という意味に由来しています。
アリアンス広場
スタニスラス広場の数百メートル東には中央に噴水をいただくアリアンス広場。中世の古典的な都市計画を偲ばせる素晴らしい景観を作っています。スタニスラス広場などよりは比較的小さめで、小ぢんまりとした広場です。