ビハール州ナーランダ―のナーランダ・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)の考古遺構



2016年トルコイスタンブルで開催された第40回世界遺産委員会において、「ビハール州ナーランダ―のナーランダ・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)の考古遺構」が、インドの世界文化遺産として新規登録されました。

ナーランダ・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)の考古遺跡

ナーランダ・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)は、インド東部のビハール州ナーランダにあります。

ナーランダは、ガウタマ・シッダールタ(釈迦、ブッタ)が説法を行ったとされる場所です。スクリット語で、ナーランダとは「蓮を授ける地」という意味で、蓮は、知恵の象徴とされています。

ナーランダは仏教を学ぶ重要な場所であり、427年には学術的仏教を教えるナーランダ・マハーヴィハーラが建設されました。ナーランダ・マハーヴィハーラは、世界最古の大学の一つで、西遊記で有名な玄奘三蔵も学んだ大学です。

大学は、仏教だけでなくバラモン教や哲学、天文学なども研究する教育施設として、最盛期には、1万人以上の生徒と千人以上の教員が在籍していたといわれています。

その後、インドでは仏教が徐々に衰退し始めます。1193年ナーランダ大学は、イスラム教徒から攻撃を受け、大学内の施設や多くの書籍、研究原稿が消失します。また、この攻撃により、多くの仏教徒が命を落としたため、インド仏教は終焉を迎えます。

現在、広大な敷地内には、ストゥーパ(仏塔)、チャイティヤ(祠堂)、ヴィハーラ(僧院)などの僧院跡、寺院跡が残っており、かつての繁栄を窺い知ることができる貴重な場所となっています。

 

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