ミケーネとティリンスの考古遺跡群

ミケーネとティリンスの考古遺跡群はギリシャにある2つの世界文化遺産です。

ミケーネの遺跡

ミケーネはペロポネソス半島東部に位置する都市で、古代ギリシャ以前の文明が発見されました。地名をとってこの文明はミケーネ文明と呼ばれています。獅子門、円形墳墓A、王室、アトレウスの墳墓があり、そのいずれも巨大な切り石を用いた建築様式になっています。

ティリンスの遺跡

ティリンスは英雄ヘラクレスの誕生地とも言われ、同じくギリシャのペロポネソス半島アルゴリス県にあるミケーネ文明の遺跡です。ティリンス宮殿が有名で宮殿の中央には屋根を支える4つのミノス様式の木の柱と、その柱に囲まれた炉床がありますが、ミケーネ文明後その壁はヘーラー神殿に取り込まれています。

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称ミケーネとティリンスの考古遺跡群
ギリシャ
登録区分 世界文化遺産
登録年

1999年

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