「ミケーネとティリンスの考古遺跡群」の基本情報
国 |
ギリシャ |
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登録区分 | 世界文化遺産 |
登録年 |
ミケーネとティリンスの考古遺跡群はギリシャにある2つの世界文化遺産です。
ミケーネはペロポネソス半島東部に位置する都市で、古代ギリシャ以前の文明が発見されました。地名をとってこの文明はミケーネ文明と呼ばれています。獅子門、円形墳墓A、王室、アトレウスの墳墓があり、そのいずれも巨大な切り石を用いた建築様式になっています。
ティリンスは英雄ヘラクレスの誕生地とも言われ、同じくギリシャのペロポネソス半島アルゴリス県にあるミケーネ文明の遺跡です。ティリンス宮殿が有名で宮殿の中央には屋根を支える4つのミノス様式の木の柱と、その柱に囲まれた炉床がありますが、ミケーネ文明後その壁はヘーラー神殿に取り込まれています。