2018年バーレーンの首都マナーマで開催された第42回世界遺産委員会において、インドの「ムンバイのヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの遺産群」が世界文化遺産として登録されました。
インドでは37件目の世界遺産になります。
ムンバイのヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの遺産群
インド西部、アラビア海に面する港湾都市ムンバイには、イギリスによる植民地時代に建造されたヴィクトリア朝やアール・デコの様式の建造物群が残っています。
19~20世紀、ムンバイの街は都市計画事業の一環として、ヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの建物を建造していきます。インドの要素も取り入れたこれらのデザインは、インド・デコと呼ばれる独自の建築様式を生み出しました。