| 名称 | モダニズム建築都市カウナス:楽天主義の建築 1919年-1939年 |
|---|---|
| 国 |
リトアニア |
| 登録区分 | 世界文化遺産 |
| 登録年 |
モダニズム建築都市カウナス:楽天主義の建築 1919年-1939年
2023年に開催延期された第45回世界遺産委員会において、リトアニアの「モダニズム建築都市カウナス:楽天主義の建築 1919年-1939年」が世界文化遺産として登録されました。
「モダニズム建築都市カウナス:楽天主義の建築 1919年-1939年」は、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間にリトアニアの「暫定首都(正式な首都ヴィリニュスが占領されたため一時的に首都機能を置いた街)」として急速に発展したカウナス市街地の世界遺産です。
評価された最大の特徴は、市民主導のもとで古い街並みや緑豊かな地形を破壊せずうまく融合させながら、わずか20年足らずでモダンな首都へと進化した点にあります。
格子の街並みが広がる新市街「ナウヤミエスティス」と、田園都市構想に基づいて造られた丘陵住宅地「ザリカルニス」の2エリアで構成され、当時の人々が独立後の未来に抱いた強い希望(楽天主義)を反映した独自のモダニズム建築(伝統様式を廃し機能性や幾何学デザインを重視した20世紀初頭の現代建築)群が現在も約1,500棟という高い密度で残されています。
カウナスは近年映画やドラマのロケーション撮影地としても国際的に注目を集めており、最高峰のエミー賞を多数受賞したHBOの世界的ヒットドラマ『チェルノブイリ』の撮影がここで行われました。
また、街の丘の上に佇む「キリスト復活教会」はバルチック諸国で最大級の聖堂であり、ソ連占領時代にはラジオ工場に改造されるという波乱の歴史を辿ったことでも知られるランドマークです。