メサ・ヴェルデ国立公園



メサ・ヴェルデ国立公園

アメリカの世界遺産、メサ・ヴェルデは、コロラド州南西部にある絶壁の断崖に築かれた岩窟住宅の集落跡です。メサ・ヴェルデの意味はスペイン語で「緑の大地」。その名の通りあたり一面は森林で覆われています。
世界遺産としては、最初に登録された12件のうちのひとつです。

集落を築いたのはプエブロインディアンのアナサジ族です。彼らがこの場所に集落を築き、去った理由は今も謎に包まれています。驚くことにプエブロインディアンは、現在でもこのような巨大集団住宅に暮らしているそうです。

遺跡の存在は近くに住むユテマウンテン族はよく知っていたそうですが、白人たちにはほとんど知りませんでした。本格的な調査が開始されたのは1888年。遺跡最大の集落「クリフ・パレス」が発見されてからです。

200以上の部屋と、最上階が4階建てと同じ高さの岩窟住宅の集落跡は、よく高級マンションに例えられます。住宅は石を積み上げて作られ、水場や調理場もあったのです。最盛期には100人の人が住んでいたと考えられています。

農耕民族のアナサジ族がこの地に住み始めたのは、1世紀ごろだそうです。岩窟住宅が本格的に作られ始めたのは12世紀ごろ。外敵の襲来に備えるためだと考えらえています。突如として放棄されたのが14世紀のことでした。

 

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