メロエ島の考古遺跡群
「メロエ島の考古遺跡群」はアフリカのスーダンにある世界遺産で、スーダンの首都・ハルツームの北東に繁栄した黒人による文明、またはその中心となった都市です。
メロエ島は、紀元前8世紀から紀元4世紀に栄えたクシュ王国の中心地で、クシュ王国は元々エジプト王国の都市ナパタから生まれた国です。一時期はそのエジプトをも支配し、紀元前6世紀にナパタからメロエに遷都し発展していきました。
ナイル川とアトバラ川の間に位置するメロエ島には、ピラミッドや神殿、住居などの建造物の他、大規模な水利施設跡も残っています。