ユダヤ低地の洞窟世界マレシャとベト・グヴリン
「ユダヤ低地の洞窟世界マレシャとベト・グヴリン」は2014年に新たに世界遺産の仲間入りをした、イスラエルの文化遺産です。
聖書にも記載されている古都マレシャと、ローマ都市として繁栄したベト・グヴリンにある地上・地下両層に広がる遺跡が対象になっています。
人々はこれら2都市の地下に広がる白亜層から2000年以上にわたってから石灰岩切り出しており、セメントや漆喰を作る材料にしていました。その後、できあがった広大な地下空間を利用した地下都市が形成され、居住地や礼拝堂、貯水槽、墓地などが建設されました。