マヌー国立公園
ペルーの世界遺産であるマヌー国立公園は、アマゾン川の源流の一つであるマヌー川の流域に広がる国立公園です。1万5328kmという広大な熱帯雨林は3つのエリアに分かれており、ジャガーやエンペラータマリンなどの絶滅危惧種の動物も多く生息しています。
その90%は一般の立ち入りが禁止されています。文化地区は地元の人々が居住し、ここでは狩猟、漁業、森林伐採が自然環境を破壊しない範囲までなら許されています。
保護地区はエコツーリズムに開かれた地区で、ジャングルの観光シーズンは4~10月にかけての乾期で7~8月には動物たちがマヌー川へ水を飲みにくる姿が観察でき、クスコからのツアー参加が一般的です。
植物種は全体で15000種を超え、1ヘクタールあたりの樹木種は250を上回る自然豊かな土地となっています。