マントヴァとサッビオネータ
マントヴァはイタリアのミラノの東南158km、サッビオネータはマントヴァの西南30㎞に位置する町です。時の支配者ゴンザガ家の強い指導力と影響の元建造されたルネサンス期の優れた都市計画を伝え、他の諸都市にも大きな影響を与えた町並みが文化遺産に登録されています。
マントヴァの歴史は古代ローマ時代に遡り、11世紀の「ロトンダ」やバロック期の「学術劇場」をはじめ様々な時代の発展の跡が残っていますが、ルネッサンス期に当時マントヴァを支配していたゴンザガ家により都市はさらなる発展を迎えます。ゴンザガ王宮の別名を持つドゥカーレ宮殿、キリストの血を被った土が入っていると伝えられる器が安置されるサンタンドレア大聖堂があります。
サッビオネータの街には、ドゥカーレ宮殿、フレスコ画の美しいガッレリア・デリ・アンティキなどが残されています。