マナプールズ国立公園、サピサファリ地域、チュウォールサファリ地域とは、アフリカのジンバブエにある世界遺産です。名前の通り1つの国立公園と、2つの地域から構成されています。
マナプールズ国立公園
マナプールズ国立公園は、ジンバブエ西部の野生生物保護地域で、一帯は、ザンベジ川下流の氾濫原にあたり、雨季になるたびに一面が湖のようになります。
この湖が乾き、後退するに従って、水を求めて大型動物が集まるようになります。そのことが、一帯をアフリカ屈指の景勝地・狩猟地にしてきました。川に面している地域、島々、砂丘、ため池などを含み、マホガニー、イチジク、エボニー、バオバブなどの森林が隣接しているこの一帯は、アフリカ南部でも最も開発の手が入っていない国立公園の一つです。
1980年代初頭には水力発電施設の設置から救われ、1984年には、隣接するサピサファリ地域、チュウォールサファリ地域とともに世界遺産に登録されました。