マドリウ=ペラフィタ=クラロ渓谷
マドリウ=ペラフィタ=クラロ渓谷はアンドラにある世界遺産で、アンドラはピレネー山脈の山奥、2000m級の山々に囲まれた谷にあります。淡路島よりやや小さい国です。
岩山や氷河、森林、湖といったピレネー山脈の自然の中に、集落や牧草地、山小屋、鉄の精錬所跡などが点在しており、700年以上にわたって山岳地域の人々が営んできた生活の文化的景観を世界遺産としたものです。
現在は、安い税金により世界中から観光客を呼び寄せていますが、17世紀~18世紀にかけては、山で採れる鉄鉱石をもとにした製鉄で潤った国でした。