マドリードのエル・エスコリアルの修道院と王室用地

マドリードと言えば、スペインの首都として知られています。そこから、北西に向かうこと、約50km程の場所に位置しているのが、「エル・エスコリアルの修道院」および「旧王宮」で、その正式名称は、「サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル王室修道院」と言います。

 エル・エスコリアル修道院

この修道院は、スペインが最も繁栄を極めた時代の王フェリペ2世の命によって建造された、多様な設備を備えた施設で、フェリペ2世の父であり、スペイン国王および神聖ローマ皇帝を務めたカルロス1世(カール5世)のための霊廟として建造されたものです。

また、キリスト教における聖人の一人である聖ラウレンティウスに感謝の意を捧げる目的があったとも伝えられています。現在では、カルロス1世やフェリペ2世の他にも歴代のスペイン国王が、この場所に眠っています。

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称マドリードのエル・エスコリアルの修道院と王室用地
スペイン
登録区分 世界文化遺産
登録年

1984年

キーワード

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