国 |
フランス |
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登録区分 | 世界文化遺産 |
登録年 |
リヨン歴史地区はフランスの南東部、リヨン市内西部内における旧市街からクロワ・ルースにかけての地区を指します。1998年に世界遺産に登録されました。
「リヨン歴史地区」主要スポット
リヨン旧市街

photo credit: Rue Du Boeuf, Vieux Lyon via photopin (license)
リヨンの旧市街には現在も石畳の町並みが残り、細く入り組んだ地形になっています。道は車が通れないようなかなり細めな所が多く、トラブール(建物の回廊や中庭を伝って通り抜けられる通路)と言うリヨン独特の構造も際立つ造りになっています。
リヨン旧市街、フルヴィエールの丘のふもとに司教座聖堂(カットリック教会における教区の中心となる教会の聖堂)のサン・ジャン大聖堂があります。この場所で1600年に当時のフランス王のアンリ4世がマリー・ド・メディシスと結婚式を挙げたとされています。
フルヴィエールの丘

photo credit: Fourviere Hill, Lyon via photopin (license)
市内のほとんどの場所から見ることができるフルヴィエールの丘の頂上にはフルヴィエール大聖堂があり、その近くにはフランス国内では最大規模の『古代ローマ劇場遺跡』があります。
テロー広場

photo credit: Place des Terreaux, Lyon via photopin (license)
テロー広場はリヨン市庁舎とリヨン美術館に面した広場です。テローとはフランス語で「地球」を意味しています。 ここにはかつて古代ローマ時代の運河が横切っており、それを17世紀に埋め立てて、現在の広場が完成しました。
クロワ・ルース

photo credit: Lyon, fresque des canuts via photopin (license)
絹織産業で昔から栄えた地区で、現在でもカニュ博物館ではジャカード織等を工房で製作しています。実際に職人の織り成す技術を見ることができ、絹織物の歴史を学ぶこともできます。
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