ルーネンバーグ旧市街



ルーネンバーグ旧市街

カナダ東海岸にある、ルーネンバーグは、人口2千人余りの小さな港町。かつてこの町は北米随一のタラ漁の港として賑わっていました。18世紀に行われたイギリスからの入植当時の様子がわかる町並みが貴重なものとして世界遺産に登録されることになりました。

「北米で最も美しい」と言われるルーネンバーグには、赤や青、黄色のカラフルな家々が漁港に面して整然と建ち並びます。港町だったため、造船業も盛んでした。家々のカラフルさは、船用のペンキの余りで家を塗ったからなのだとか。

現在でもこの町のほとんどは18~19世紀に造られた木造住宅です。町中にノスタルジーがあふれています。この町の住宅に特徴的なのは、正面の大きな出窓。これは、長期の遠洋漁業の仕事に携わる夫の帰りを待ちわびる妻たちのために造られたのだそうです。

典型的なイギリスの植民都市ルーネンバーグ

おとぎ話の世界へ入り込んだうな景観は、イギリスの植民地政策の賜物であり、街の名は、イギリスのハノーヴァー朝のジョージ1世の生家であるドィ ツのブラウンシュヴァイク=リューネブルク王家の名に由来します。

初めフランス人によって開拓されたこ の地に、対抗してイギリスが植民を始め たのは1753年。最初に送りこまれた のは、主にドイツ人やスイス人から成る 1453人のプロテスタントでした。彼 らの入植に伴い、イギリスの通商植民局 が定めた都市計画基準に沿う街造りが始 まります。

「すべての道はまっすぐに、すべての曲がり角は直角に」を基本構想に、旧市街 は格子状に区画整理されました。通りの幅も 定められ、街の東西を6分割する7つの 大通りのうち、キング・ストリートを除 く6つは14.6m、一方、南北を8分割 する9つの大通りはすべて12.2mと なっています。

 

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