ロス・カティオス国立公園



ロス・カティオス国立公園はコロンビア北西部、チョコ県の国境付近に広がる低い丘陵、森林、湿度の高い平原を含む国立公園です。国境を挟んだパナマ側には、世界遺産ダリエン国立公園が広がっています。面積720 km²のこの公園は中央アメリカと南アメリカ大陸の接点にあたり、この地域に独特な動物相を守る上で重要な役割を果たしています。

基本的には隣接ダリエン国立公園と生息している動植物は同じです。アトラト川流域に広がる熱帯雨林は、かつて間氷期の海面上昇時にも水没を免れたことで、北側から南下した動物と南から北上してきた動物とが交わる他に類を見ない動物相となっています。

1980年代には農地化などで急激に自然が失われ、オセロットやアルマジロ、オオアリクイ、マウントホエザルなどの希少種の動物や、多くの植物の固有種を保護するために世界遺産に登録されました。

違法な伐採による森林環境の悪化などから、2009年に危機遺産リストに登録されましたが、2015年ドイツのボンで開催された第39回世界遺産委員会において、危機遺産リストからは除去されました。

 

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