2017年ポーランド・クラクフで開催された第41回世界遺産委員会において「ロス・アレルセス国立公園」が、アルゼンチンの世界自然遺産として登録されました。アルゼンチンにとって11件目の世界遺産になります。
ロス・アレルセス国立公園
ロス・アレルセス国立公園はパタゴニア北部のアンデス山脈東麓の一角を占め、チリ国境に接していおり、活発な活動を続ける火山地帯にあります。
国立公園の名は、アンデス原産の針葉樹であるパタゴニアヒバ(スペイン語でアレルセ)に由来し、アルゼンチン最大のパタゴニアヒバ原生林があることで知られています。
氷河が作り出した自然の多様性やパタゴニアの森林の重要性が評価され世界遺産に登録されました。
同国の世界遺産に登録されている国立公園として「ロス・グラシアレス国立公園」も良く知られています。