ロロペニの遺跡群
ロロペニの遺跡群は西アフリカのブルキナファソにある世界遺産で、ここは14世紀から17世紀にかけて金の採掘や精錬で栄えた地域です。
石壁に囲まれた砦のような集落跡が100か所程度残っていて、そのうち特に保存状態がよい10か所の遺跡がブルキナファソ初の世界遺産として登録されています。
100m四方を要塞のように囲んでいる石垣は、高さは最大6mもあり、内側には部屋の仕切りのような壁もあります。石垣が作られたのは、少なくとも1000年近く前であることがわかっていますが、誰が何のために作ったのか、詳しいことは明らかになっていません。