ロード・ハウ島群
ロード・ハウ島群はオーストラリアの東側シドニーの沖合にある小さな島々です。政治的には、ニューサウスウェールズ州に属しており、住人350人、観光客は制限が設けられており、1日あたり400人が訪れることのできる島になっています。
自然遺産に登録される理由は、火山の隆起から誕生した島が海水による浸食によって形作られた背景とまた険しい山並みに珊瑚礁を抱え、このロード・ハウ島でしか見られない固有植物を有していることによります。
島内に見られる219種の植物のうち、74種はここにしか存在しません。ロード・ハウ島の他、アドミラルティ島、マトンバード島、ボールズ・ピラミッドの4つが登録されています。1953年から自然保護の対象になった島々は1982年に世界遺産に登録されました。