リマ歴史地区
リマは、ペルーの首都並びに政治、文化、金融、商業、工業の中心地で、リマのおもな見どころとなる歴史的建造物は旧市街に集中しています。ここはリマ歴史地区という名称で世界遺産に登録されています。
リマの歴史は古く、インカ帝国の支配が及ぶ前の先コロンブス期には既に現在のリマの場所にはいくつかのアメリカンインディアンのグループが居住していたと考えられており、大地神パチャカマックを信仰するイチマ文化を形成していました。
1549年に建立されたサント・ドミンゴ教会・修道院は、過去の地震にも耐え、外側は建設当時とほとんど変わらないとされる立派な建物です。
征服者フランシスコ・ピサロが建てたリマ大聖堂や17世紀前半の美しいセビリアンタイルが貼られたサン・フランシスコ教会・修道院、ペルー軍の守り神、聖女メルセーが祀られたラ・メルセー教会も見どころのひとつとなっています。