| 名称 | レンソイス・マラニャンセス国立公園 |
|---|---|
| 国 |
ブラジル |
| 登録区分 | 世界自然遺産 |
| 登録年 |
レンソイス・マラニャンセス国立公園
2024年インドのニューデリーで開催された第46回世界遺産委員会において、ブラジルの「レンソイス・マラニャンセス国立公園」が世界自然遺産として登録されました。
レンソイス・マラニャンセス国立公園は、ブラジル北東部マラニャン州の沿岸部に広がる広大な国立公園です。敷地の半分以上を白い砂丘群が占めており、南米最大規模の砂丘地帯として知られています。一見すると一面の砂漠のように見えますが、この地域には雨季が存在し、降った大量の雨水が砂丘と砂丘の間に留まることで、さまざまな色や大きさのいくつものラグーン(水たまり・湖)が出現するのが最大の特徴です。
世界遺産としては、その「唯一無二の絶景(類まれな自然美)」と「地球の歴史や地形の発達を示す価値」が高く評価されています。一定方向に吹く強い風によって生み出される三日月形の砂丘(バルハン砂丘)が何重にも連なり、雨季になるとその谷間に美しい水辺が生まれ、乾季になると水が干上がるという変化を繰り返しています。さらに、風の作用で砂丘自体も年に数メートルから数十メートル移動するため、常に姿を変え続ける景観や、この厳しい環境に適応した豊かな生態系が保たれている点が世界的に見ても貴重であるとされています。