クフナ・ウルゲンチ
クフナ・ウルゲンチは、旧ウルゲンチとも訳されるトルクメニスタン北東部の都市です。人口は約3万人であり、ウズベキスタンとの国境線に位置します。2005年に世界遺産に登録されました。
新ウルゲンチと呼ばれる現在のウルゲンチは、ウズベキスタンの都市となっています。12世紀には、ホラズム・シャー朝の首都として機能しています。
かつて、クフナ・ウルゲンチは、アムダリヤ川沿岸にあり、シルクロードにおける最大の都市で、12世紀から13世紀初頭にかけてがクフナ・ウルゲンチの黄金時代でした。
クフナ・ウルゲンチは、チンギスによる虐殺の後に復興を見せることとなるが、1370年代には、アムダリヤ川の流れが北に変わったことにより、自然による都市の破壊が始まりました。