| 名称 | クルディーガの旧市街 |
|---|---|
| 国 |
ラトビア |
| 登録区分 | 世界文化遺産 |
| 登録年 |
クルディーガの旧市街
2023年に開催延期された第45回世界遺産委員会において、ラトビアの「クルディーガの旧市街」が世界文化遺産として登録されました。
ラトビア西部に位置するクルディーガは、16世紀から18世紀にかけてクールラント・ゼムガレン公国(当時の領邦国家)の重要な行政拠点として発展した、伝統的な都市空間が今なお美しく残る古都です。
ヴェンタ川などの川の交差点に拓かれた歴史的な街並みは当時の道路区画をしっかりと留めており、伝統的な丸太造りの建築だけでなく、バルト海沿岸の都市群や周辺諸国から訪れた職人たちの影響を受けた木造・レンガ造りの建物が見事に調和しています。
クルディーガの最大の魅力の一つは、街のすぐそばを流れるヴェンタ川にある「ヴェンタ滝」です。この滝は高さこそ2メートルほどと小規模ですが、川幅が約240メートル以上におよび、「ヨーロッパで最も幅が広い滝」として世界的に知られています。春や秋の産卵期には、魚が川を上るために滝を飛び越える「空飛ぶ魚」と呼ばれる幻想的な光景が見られることで有名です。
また、その滝のすぐ近くに架かる19世紀の赤レンガ橋もヨーロッパ屈指の長さを誇る美しいレンガ橋として人気があります。