コソボの中世建造物群
コソボの中世建造物群は、セルビアのコソボにあるユネスコの世界遺産のひとつ。セルビア正教会の4つの教会堂や修道院が登録されています。
それらは、パレオロゴス朝ルネサンス様式の美しい建造物であるとともに、中世の優れたフレスコ画が保存されていることなどが評価されました。コソボの政情不安定さにより、危機遺産リストにも加えられています。
デチャニ修道院、ペーチ総主教修道院、グラチャニツァ修道院、リェヴィシャの生神女教会が登録されています。リェヴィシャの生神女教会は、12世紀のセルビア正教会の聖堂です。
オスマン帝国の支配下でモスクに転用されましたが、20世紀初頭にセルビア正教の聖堂に戻されました。1999年6月から2002年半ばまでは、この教会はKFORの兵士たちによって守られていた歴史を持ちます。