北海道・北東北の縄文遺跡群
2021年に開催された第44回世界遺産委員会拡大会合において、日本の「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産として登録されました。
北海道南部から東北北部にかけて、山や丘、平野や低地、内湾や湖、河川など、さまざまな地形に点在する遺跡から構成されています。
世界遺産に登録されているのは、北海道・青森県・岩手県・秋田県の1道3県に点在する以下の17件です。
北海道
- キウス周堤墓群(千歳市)
- 北黄金貝塚(伊達市)
- 入江(洞爺湖町)
- 高砂貝塚(洞爺湖町)
- 大船遺跡(函館市)
- 垣ノ島遺跡(函館市)
青森県
- 三内丸山遺跡(青森市、特別史跡)
- 小牧野遺跡(青森市
- 是川遺跡(八戸市)
- 亀ヶ岡石器時代遺跡(つがる市)
- 田小屋野貝塚(つがる市)
- 大森勝山遺跡(弘前市
- 二ツ森貝塚(七戸町)
- 大平山元I遺跡(外ヶ浜町)
岩手県
- 御所野遺跡(一戸町)
秋田県
- 大湯環状列石(鹿角市、特別史跡)
- 伊勢堂岱遺跡(北秋田市)
これらの遺跡は、1万年以上にわたり採集・漁労・狩猟により定住した縄文時代の人々の生活と精神文化を今に伝えています。
公式サイト:https://jomon-japan.jp/