| 名称 | エアフルトの中世ユダヤ人関連遺産 |
|---|---|
| 国 |
ドイツ |
| 登録区分 | 世界文化遺産 |
| 登録年 |
エアフルトの中世ユダヤ人関連遺産
2023年に開催延期された第45回世界遺産委員会において、ドイツの「エアフルトの中世ユダヤ人関連遺産」が世界文化遺産として登録されました。
ドイツのトゥーリンゲン州にある「エアフルトの中世ユダヤ人関連遺産」は、以下の3つの建造物で構成されています。
- 旧シナゴーグ(ユダヤ教の礼拝堂)
- ミクヴェ(宗教的な儀式で使う浴槽施設)
- ストーン・ハウス(石造りの住宅)
これらは11世紀末から14世紀半ばにかけて、交易の拠点であったエアフルトでユダヤ人のコミュニティがキリスト教徒の大半を占める社会と共生しながら発展させた、宗教や生活の文化を今に伝える貴重な遺産です。
「旧シナゴーグ」は、現存する屋根まで残った中世のシナゴーグとしてはヨーロッパ最古級の建物として知られています。
また、1998年の発掘調査では、この敷地近くから1349年の迫害の際に隠されたとされる「エアフルトの財宝」が発見され大きな話題となりました。この財宝には、3,000枚以上の銀貨や銀塊のほか、細密な装飾が施された純金製のユダヤの婚礼指輪など極めて貴重なゴシック様式の金銀細工が含まれており、現在は旧シナゴーグ内の博物館で目玉展示として一般公開されています。