イスキグアラスト/タランパヤ自然公園群
イスキグアラスト/タランパヤ自然公園群は、アルゼンチン北部にある自然遺産で、2000年に世界遺産として登録されました。この世界遺産には、同国の砂漠地帯にある、「イスキグアラスト州立公園」と「タランバヤ国立公園」の二つが含まれています。
これら二つの公園は隣接しており、どちらも人類が出現する以前の地球の歴史を紐解く上で大変重要とされる「三畳紀」の動植物が化石として保存されており、その価値を認められています。
上述したように、現在でも、この地には、恐竜や古生物の化石が残されていますが、それに加え、公園内の特定のエリアでは、この地域に特有の動植物も見られるため、時間的に見れば、過去と現在の生物を考える上で、非常に重要な場所であるともいえるでしょう。