イベリア半島の地中海沿岸の岩絵



イベリア半島の地中海沿岸の岩絵はスペインの南部から東部にかけて、カタロニア州、アンダルシア州、ムルシア州、バレンシア州、アラゴン州、カスティーリャ=ラ・マンチャ州の6つの州にまたがった727か所の洞窟に描かれた、先史時代の岩壁画から構成される世界遺産です。

岩絵の正確な作製年代は調査中ですが、おおむね紀元前8000年頃から前3500年頃にかけて描かれた岩絵の多くは、洞窟の自然光がさしこむ範囲に描かれており、外気にさらされていた割に保存状態が良く残されているのが特徴。

中石器時代に描かれた岩絵はヨーロッパの岩壁に描かれた岩絵の中では最大級のものであり、赤、黒、白などの顔料で色づけされた彩画には、狩猟採集生活を行う古代人の姿や、ウシやウマ、ヤギなどの動物が色鮮やかに生き生きと描かれています。

岩絵は彩色されたものから単なる線刻画まで、大小さまざまなサイズの絵が発見されており、人類文化初期の古代人の生活を知る上で貴重な資料となっています。

 

この世界遺産をシェアする



 

あわせて行きたい世界遺産

キーワード

この世界遺産のレビューを書く
体験談・レビュー・価値ある情報などは記事内に移動することがございます。皆さまからの情報をお待ちしております。

メールアドレスが公開されることはありません。

こちらも読まれています。

他の世界遺産を名前から探す