| 名称 | ホイサラ朝の宗教建造物群 |
|---|---|
| 国 |
インド |
| 登録区分 | 世界文化遺産 |
| 登録年 |
ホイサラ朝の宗教建造物群
2023年に開催延期された第45回世界遺産委員会において、インドの「ホイサラ朝の宗教建造物群」が世界文化遺産として登録されました。
インド・カルナータカ州にある「ホイサラ朝の宗教建造物群」は、12世紀から13世紀にかけてホイサラ朝の時代に建てられた以下の3つの代表的なヒンドゥー教寺院群で構成される世界遺産です。
- ベルール
- ハレビードゥ
- ソームナータプラ
大きな特徴は、上から見ると星のような形をした独特の設計と、石材の表面全体を埋め尽くすように彫られた緻密で立体的な彫刻美にあります。
当時の建築家たちは、周辺の国の建築様式を取り入れつつ独自の新しいスタイルを生み出すことで自分たちの国のアイデンティティを確立しました。
この先駆的で洗練された建築と芸術の完成度、そして後の寺院建築に大きな影響を与えた歴史的・技術的な創造性が高く評価されました。
この寺院群を語る上で欠かせないのが「職人たちのサイン」が刻まれているという点です。インドの古代建築では作品に制作者の名を残さないことが一般的でしたが、ホイサラ朝の寺院では石彫職人や建築家が自らの誇りとして浮き彫りに自署を刻み込んでおり、歴史的・社会的地位の高さを示す非常に珍しい特徴として知られています。
