オスピシオ・カバーニャス

オスピシオ・カバーニャス

オスピシオ・カバーニャスは、メキシコのハリスコ州グアダラハラにある孤児院および病院の複合施設です。スペイン語圏アメリカにおける最も歴史が古く、規模の大きい総合病院で、1791年、グアダラハラ司教により、感化院、病院、孤児院、救貧院の機能を統合する複合施設として設立されました。

名前の由来は、1796年にグアダラハラ管区に任命されたホアン・ルイズ・デ・カバーニャスに由来します。マヌエル・トルサーが設計に携わり、パリにあるゴシック様式のオテル・デ・ザンヴァリッドや、マドリード近郊のエル・エスコリアル修道院などに準拠した、新古典様式に分類される建造物となりました。

建物は164メートル×145メートルの巨大な長方形を形作っており、一階建てで高さは7.5メートルにも達します。これらの一連の建物は病人、年配の人、子供たちが容易に行き来できるように単一階にすべて形成されている特徴を持っています。

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称オスピシオ・カバーニャス
メキシコ
登録区分 世界文化遺産
登録年

1997年

キーワード

タイトルとURLをコピーする

 

あわせて行きたい世界遺産

 

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です