古都アフマダーバード(アフマダーバードの歴史都市)は、2017年ポーランド・クラクフで開催された第41回世界遺産委員会において、インドの世界文化遺産として新規登録されました。
古都アフマダーバード
アフマダーバードは、インドの西部グジャラート州にある都市です。また、インド独立の父であるマハトマ・ガンディーの出身地であり、イギリスからの独立を勝ち取る大きな要因となった「塩の行進」の出発地点でもあります。
イギリスの統治のもとアフマダーバードは綿織物工業で発展しました。アフマダーバードは、発展とともに多くの労働者が急速に流入したため、街独特の集合住宅地「ポル」が生み出されました。その独特な景観から「インドのマンチェスター」とも呼ばれています。
また、国民の多くがヒンドゥー教を信仰するインドにおいて、イスラム教、ジャイナ教の信徒が共存しており、宗教が混在する街でもあります。