「ヒエラポリス・パムッカレ」はトルコにある世界遺産。トルコ語で「綿の宮殿」という意味で、ローマ皇帝も保養に来ていた温泉地である「パムッカレ」と、パムッカレの石灰華段丘の一番上にある遺跡の「ヒエラポリス遺跡」からなります。
パムッカレ
パムッカレは古代から温泉地として知られていたといわれています。その湯は、高さ100mに及ぶ台地の斜面を伝って流れ落ち、湯に含まれた石灰分が結晶して階段状の石灰棚を形成しました。
ヒエラポリス
石灰棚近くの台地には、古代都市ヒエラポリスが広がっています。紀元前2世紀ペルガモン王国が建設し、後にローマ帝国に譲渡された街です。現在がローマ帝国のローマ劇場、ローマ浴場などが残っています。
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