ヘルシングランドの装飾農家群
ヘルシングランドの装飾農家群は2012年に登録されたばかりの世界遺産です。
緑豊かな松の森林に囲まれた中央スウェーデンのバルト海沿岸にある農家郡で、1000を超える農家のうち50の農家は一般に公開されており、ヘルシングランドの人々の歴史が伺えるようになっています。
建物の多くは早くて18世紀の後半頃に建てられ、状態もよく保存されており、スウェーデンで最も新しい世界遺産ともいわれています。
これらの農家はパーティー用の部屋や特別な部屋などがあり、豪華な装飾や絵画がみものとなっています。個々の家に装飾の違いはありますが、周りの風景や建物の機能性、農業という職業に適したつくりになっている共通点が見られます。