ハワイ火山国立公園

「ハワイ火山国立公園」はハワイにある火山一帯を中心にした世界遺産。この公園はハワイ島の約3%にあたる324.4km²を占めています。

「ハワイ火山国立公園」主要スポット

 

キラウエア火山

キラウエア火山はハワイ先住民の聖地でもあり、ハワイで1番の人気観光スポットといっても過言ではありません。キラウェア火山はなんと20年以上にわたって噴火をし続けています。また、世界で最も活発な火山であるにもかかわらず、最も安全に観察できる火山でもあります。

チェーン・オブ・クレーターズ・ロード

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードは、キラウエア・カルデラを囲むクレーター・リム・ドライブから南へ溶岩の間を海へ向かってくねくねと走る全長約30キロの道です。道路自体は舗装されており走りやすい道ですが、周囲は延々と溶岩の大地が連なっており、不思議な光景です。

ジャガー博物館

ジャガー博物館はアメリカの地質学者でハワイ火山研究所を創設した、トーマス・A・ジャガーの名がつけられた博物館です。1985年に建てられました。館内にはジャガー博士の経歴や地震観測計など火山に関する観測機材や溶岩や噴石などが展示されています。

キラウエア・イキ・クレーター

【世界遺産】ハワイ火山国立公園
photo credit: Honeymoon via photopin (license)

キラウエア・イキ・クレーターはキラウエア・カルデラの東側にある直径約1.6キロメートルのクレーターです。イキとはハワイ語で「小さい」という意味を表します。1959年に噴火し、沸き立つ溶岩が570メートルにも達したそうです。

サーストン・ラバ・チューブ

【世界遺産】ハワイ火山国立公園

サーストン・ラバ・チューブとは、クレーター・リム・ドライブの東端にある、ラバ・チューブと呼ばれる溶岩洞です。溶岩洞は溶岩が流れる際、外側が固まり始めても、内側がなお流れ続け、トンネルのような空洞になってしまったものをいいます。

マウナ・ロア山

ラウエア火山のすぐ北に位置するマウナ・ロア山も一部がハワイ火山国立公園に含まれています。標高は4169メートルで高さはハワイ島で第2位の山ですが、大きさとしては世界一とも言われ、アメリカのシエラネバダ山脈がすっぽり入ってしまうほどの大きさがあります。

キラウエア・ビジターセンター

【世界遺産】ハワイ火山国立公園

ハワイ火山国立公園に来て真っ先に訪れたいのがビジターセンター。ここでは火山の活動状況や道路情報などを提供してくれます。センター内では25分間の火山のビデオ上映やハワイ島の自然の生態系やハワイ文化についてなどの展示もあります。

 サルファー・バンクスとスチーム・ベント

キラウエア・ビジターセンターからサルファー・バンクス・トレイルを行くと、硫黄で黄色くなった岩の山が見られます。ここがサルファー・バンクス。また、ビジターセンターからクレーター・リム・ドライブを西へ1.2キロメートルほど行くと四角い柵をした穴がありますここがスチーム・ベント。

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称ハワイ火山国立公園
アメリカ
登録区分 世界自然遺産
登録年

1987年

キーワード

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