ハロン湾＝カットバー群島

ハロン湾＝カットバー群島

ハロン湾は、海から突き出た無数の島影が幻想的で迫力のある景観を造り出してるベトナムの世界遺産です。さまざまな奇岩が海に突き出した風景は桂林に似ており、「海の桂林」とも呼ばれています。

1994年、世界遺産に登録されました。

ハロン湾は、桂林からニンビンにかけての広大な石灰岩大地が氷河期に沈降し、長い歳月のうちに海水や風雨に浸食されてできたものです。

ハロン湾に関する伝承では、中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れて敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられています。

2023年開催の第45回世界遺産委員会において、「ハロン湾」が拡張登録され「ハロン湾＝カットバー群島」になりました。