慶州歴史地域



慶州歴史地域は韓国の慶州(キョンジュ)市周辺の古墳や史跡の総称です。2000年、世界遺産に登録されました。なお、同州の代表的遺物である石窟庵と仏国寺は1995年に韓国初の世界遺産として登録されました。

慶州歴史地域とは

慶州には、紀元前1世紀から10世紀まで、約1000年もの長きに渡り栄えた新羅(シルラ)王朝の都が置かれていました。そのため、この周辺には新羅時代の古墳や仏教関連の遺跡が多く見られます。慶州が「屋根のない博物館」と言われる所以です。

慶州歴史地域は、大きく以下の5つの地域に分けられます。

  • 南山(ナムサン)地区
  • 月城(ウォルソン)地区
  • 山城(サンソン)地区
  • 皇龍寺(ファリョンサ)跡地区
  • 大陵苑(テヌンウォン)地区

南山地区

南山は高位(コウィ)峰・海抜494mと金鰲(クモ)峰・海抜468mが中心となった山で、古来より神聖な場所とされてきました。山全体に王陵や仏像、塔などが散在しており、その中には善徳(ソンドッ)女王の墓もあります。

また、南山石仏群には崖に彫られた磨崖仏や小さなものまで様々な仏像があり。ここは「七仏庵」とも呼ばれています。

月城地区

photo credit: White via photopin (license)

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新羅の王宮はここに置かれており、様々な歴史的建築物も集まっていました。

瞻星台(チョムソンデ)

photo credit: 瞻星台 via photopin (license)

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東洋最古の天文台で、7世紀の善徳女王の時に造られました。高さが9.17mあり、円筒部の石の数は362個で、陰暦の1年間の日付と同じ数です。

半月城(パノォルソン)

新羅時代の城跡です。建てられた敷地が半円状であったため、この名がつけられました。

鶏林(ケリム)

慶州金氏の始祖・閼智(アルチ)が生まれた地と伝えられています。

山城地区

ここには明活山城(ミョンファルサンソン)という、土や石を積んで石垣状にした山城があります。ここは慶州防衛の戦略的な要塞の役割を果たしたそうです。

皇龍寺跡地区

現在は寺石のみが残されている空間ですが、建物も敷地面積も非常に大規模であったといいます。643年に完成しましたが、1232年にモンゴルの侵入によって焼き払われてしまいました。発掘調査により、4万点余りの遺物が出土しています。

大陵苑地区

photo credit: Burial Mounds via photopin (license)

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新羅時代の王や王妃、貴族の古墳が集中しています。約40万㎡の中に23基の墳墓があります。

中でも、天馬塚(チョンマチョン)からは、古新羅での唯一の美術品「天馬図(チョンマド)」の他、装身具や武器などが出土しました。

 

全部を見ようとするととても広いのですが、レンタサイクルがあるそうなので、それを利用すると楽に見て回れると思います。鶏林の夜間のライトアップも綺麗ですよ。

 

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