「グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁」はイギリスのウェールズにあるグウィネズ地方に分布している世界遺産。アンクルシー島、カーナーヴォン、コンウィ、ハーレフに建てられた4つの城から成る城郭群になります。
この4つの城(ビューマリス城・カーナーヴォン城・コンウィ城・ハーレックス城)は13世紀、エドワード1世によって建てられました。4つの城全てが軍事要塞の機能があり、設計はマスター・ジェイムズ(石工の棟梁)が全て行ったそうです。
「グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁」主要スポット
ビューマリス城
ビューマリス城があるのは港町ピューリマス。六角形と四角形の二重の城壁をもち、資金不足のために未完成に終わった城ですが、バランスの良い左右対称の美しさが特徴です。
コンウィ城
コンウィ城は塔が美しい城。1283年からわずか4年半という短期間で完成しました。イギリスにある城塞の中でも保存状態がよく、コンウィの町が城壁で囲まれている姿を見ることができます。
カーナーヴォン城
イギリス・ウェールズ北部のメナイ海峡に面した、セイオント川の河口に建つ巨大な城とその城壁。このお城はチャールズ皇太子が戴冠式を行った場所としても知られる由緒正しいお城です。宮崎駿監督のアニメ映画「天空の城ラピュタ」の舞台であるお城のモデルとなっています。
ハーレックス城
イギリス・ウェールズ北西部の都市ハーレフにある、壮麗な城として知られる街のシンボル的な存在のお城です。カーディガン湾に面した、豊かな自然に溢れたスノードニア国立公園の中心にあり、岩山の中腹に建っています。