グアナカステ保全地域
グアナカステ保全地域は、コスタリカの世界遺産です。コスタリカは、全国の国立公園や自然保護区を11の保全地域にグループ分けして管理を行うSINACという制度を導入していますが、グアナカステ保全地域は、そのうちコスタリカ北西部グアナカステ州一帯に位置する保全地域です。
オロシ火山(Orosí Volcano)やカカオ火山(Cacao Volcano)の斜面から、パンアメリカンハイウェイまで広がっており、そこでサンタ・ロサ国立公園に接しています。
設定されたのは1989年のことで、その一因となったのはダニエル・ハント・ジャンゼンが展開したキャンペーンと資金集めでした。公園は約 340 km² で、140種の哺乳類、300種以上の鳥類、100種の両生類・爬虫類、10,000種以上の昆虫の棲息が確認されています。