グランマ号上陸記念国立公園
グランマ号上陸記念国立公園は、キューバにある国立の自然公園です。この公園は、自然遺産としての価値を認められており、1999年に世界遺産に登録されました。
この、グランマ号上陸記念国立公園は、キューバにそびえる「シエラ・マエストラ」という山脈の西部に位置しています。この公園の地形は、珍しい構造をしていることで知られています。
また、そうした特殊な環境にある故に、この公園に生息している動植物は、固有の種の割合が高くなっていると言われています。そのため、同公園に生息する生物の多様性も、この公園の大きな特徴の一つとなっています。
ところで、グランマ号上陸記念国立公園には、20世紀の中ごろにフィデル・カストロが上陸した場所が含まれていると言われています。現在の同公園の名称にもある「グランマ号」とは、彼が上陸した時に乗っていた船の名前のことを指しています。