グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区

「グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区」はスペインのグラナダにある世界遺産。1984年に登録されています。首都がグラナダであったナスル朝は、イベリア半島で最後まで残存したイスラム勢力。登録名からわかるようにこの世界遺産には、「グラダナのアルハンブラ宮殿」、「王族のための夏用の離宮であるヘネラリーフェ」、そして、「グラナダ市内でもっとも古い地区とされるアルバイシン地区」で成り立っています。

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アルハンブラ宮殿

【世界遺産】グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区アルハンブラ宮殿は、キリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)によって覇権を奪われていったイスラムの王国が、丘の上に築いた宮殿です。イスラム最後の砦となったアルハンブラ宮殿は1492年キリスト教従軍に無血開城されました。

アルハンブラ宮殿は、スペイン・イスラム芸術の粋を集めた最高傑作のひとつでもあり、「イスラム建築の華」とも称されます。宮殿内部のアラベスク模様や、天井の鍾乳石による装飾などは、まさに絢爛で、見ごたえがあります。宮殿内ではライオンの中庭が有名です。

ヘネラリーフェ

【世界遺産】グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区

ヘネラリーフェ離宮はアルハンブラ宮殿から徒歩で約10分ほどの丘を登ったところにあり、1319年に王族の夏の邸宅として造営されました。水の宮殿と称される離宮には、ネバダ山脈の雪解け水が引かれ、各庭園には、土地の高低差を利用して造られた池や水路、泉水が数多くあります。

アルバイシン地区

【世界遺産】グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区グラナダ最古の街並みが残るアルバイシン地区は、アルハンブラ宮殿からダロ川を挟んだ対岸に位置するエリア。城塞都市として発展し、かつてはアラブ人の居住区でした。

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この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区
スペイン
登録区分 世界文化遺産
登録年

1984年

キーワード

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