ゴフ島とイナクセシブル島
ゴフ島とイナクセシブル島は南大西洋に浮かぶ島々ですが、イギリス領であるため、イギリスの世界遺産となっています。
ゴフ島
ゴフ島は南大西洋にあるイギリス領の火山島です。定住者はおらず、1956年からイギリスや南アフリカが維持している気象観測所の職員がいるだけとなっています。
イナクセシブル島
イナクセシブル島も同じく南大西洋に浮かぶイギリスの海外領土、トリスタンダクーニャ諸島にある小島で、「近寄りがたい島」を意味します。
火山性で島の海岸は険しい断崖絶壁が多く多岩の島です。トリスタンダクーニャ島民や科学者が時折島に訪れる以外は無人島となっています。
イナクセシブル島では島独特の豊かな自然があり、3000羽以上の野生の海鳥が生息し、固有種として飛翔能力がない鳥綱の構成種では最小種のマメクロクイナがいますが、どちらの島もかつては捕鯨船の拠点とされてきた歴史を持っています。