| 名称 | ゴルディオン |
|---|---|
| 国 |
トルコ |
| 登録区分 | 世界文化遺産 |
| 登録年 |
ゴルディオン
2023年に開催延期された第45回世界遺産委員会において、トルコの「ゴルディオン」が世界文化遺産として登録されました。
ゴルディオンは、現在のトルコ中央部に位置し、鉄器時代に栄えたフリギア王国の首都だった古代都市遺跡です。
東西の交易ルートが交わる要所として栄えたフリギア文明の姿を現代に伝える最も優れた遺跡であり、木造建築や木彫り、金属加工といった高度な技術を示している点が評価されました。
敷地内には高さ10mもの石造りの城門群や、色付きのモザイク床、支柱なしで10m以上の木製ビーム(梁:天井や屋根を支える横木)を掛けた大胆な建築技術が見られます。
この地は、歴史や神話に登場する有名なエピソードの舞台としても非常に知られています。
触れたものをすべて金に変えてしまったというギリシャ神話で有名な「ミダス王(マイダス王)」ゆかりの地であるほか、アレクサンドロス大王の「ゴルディオンの結び目」の伝説が誕生した場所です。「解いた者はアジアの王になる」と伝えられていた難解にからみ合った結び目を、アレクサンドロス大王が一刀両断して断ち切ったという逸話は有名で、現在でも「難問を一気に解決する大胆な手段」を意味する慣用句として世界中で使われています