ゴンダール地域のファジル・ゲビ
ゴンダール地域のファジル・ゲビは、エチオピアの北西に位置するゴンダールという高地の一帯に残されている世界遺産です。ゴンダールは、17-18世紀頃にかけて、エチオピアの首都として栄えていたという歴史があります。世界遺産としては、1979年に登録されました。
ゴンダールを治めた歴代の皇帝たちによって建てられた城や、「ダブレ・ベルハン・セラシエ聖堂」に代表される数多くの聖堂などが残されています。そして、そうした建築物の多くは独特の建築様式を用いて造られているため、文化的に見ても非常に貴重な遺跡となっています。