コブスタンの岩絵の文化的景観
コブスタンの岩絵の文化的景観はアゼルバイジャンのコブスタン国立保護区にある世界遺産で、ここはコブスタンの西部にある1966年に設定された保護区です。この年、アゼルバイジャンはこの地の古代の彫刻物群や泥火山を守るために、国定史跡に設定しました。
コブスタン国立保護区は考古学的な記念碑類が多く残っており、岩絵はなんと60万点以上あります。
岩絵に描かれているのは、太古の人類や動物、戦い、宗教的な舞踏、闘牛、武装した漕ぎ手の乗る小舟、槍を携えた戦士、ラクダの隊商、太陽や星々など多彩で、平均して5000年から20000年遡ると考えられています。