2018年バーレーンの首都マナーマで開催された第42回世界遺産委員会において、トルコの「ギョベクリ・テペ」が世界文化遺産として登録されました。トルコにとって18件目の世界遺産になります。
ギョベクリ・テペ
トルコの南東部に位置する「ギョベクリ・テペ(意味:太鼓腹の丘)」は新石器時代の考古遺跡で、遺丘の高さは15m、直径はおよそ300mにも及びます。
ティグリス川とユーフラテス川の上流域に位置するギョベクリ・テペの辺りで世界最古の農業共同体が誕生し、メソポタミア文明に発達したと考えられています。
1963年に初めてトルコのイスタンブール大学とアメリカのシカゴ大学の研究者たちが表面調査をした際に発見されました。