基本情報
| 名称 | 伽耶古墳群 |
|---|---|
| 国 |
韓国 |
| 登録区分 | 世界文化遺産 |
| 登録年 |
2023年に開催延期された第45回世界遺産委員会において、韓国の「伽耶古墳群」が世界文化遺産として登録されました。
「伽耶古墳群(かやこふんぐん)」は、1世紀から6世紀半ばにかけて朝鮮半島南部に存在した「加耶」という古代国家群の支配層が眠る7つの古墳群からなる世界遺産です。
当時、周辺には強い中央集権国家が存在していましたが、加耶はそれぞれの地域が独立した対等な立場を守りつつ文化を共有するという、非常に珍しい「連盟(小さな国々の集まり)」スタイルを維持していました。
山頂などの小高い丘に建てられた立派な墓群や、独自のかたさや形を持つ「加耶土器」、鉄製の武器などの副葬品(一緒に埋められた品々)からは、独立性を保ちながらも豊かな鉄器文化と活発な交易を行っていたことが分かります。こうした東アジア古代文明における多様で独自の政治体系を示す貴重な証拠として高く評価されました。