ガレリウスの宮殿ガムジグラード=ロムリアーナ

ガレリウスの宮殿ガムジグラード=ロムリアーナ

ガムジグラードはセルビアのザイェチャル市にある村で、2002年の人口は945人です。ガムジグラードの近くには、古代ローマ皇帝ガレリウスが生まれた場所であり、死後埋葬された場所でもある城塞、ロムリアーナ(フェリクス・ロムリアーナ)の遺跡が残っています。ガレリウスの宮殿ガムジグラード=ロムリアーナとして世界遺産に登録されました。

107年にトラヤヌス帝が征服したあと、ローマ属州のダキアが創設されましたが、ガリエヌス治下の268年に失われました。ロムリアーナは、ここを特権的な住居として使ったガレリウス帝の治下で繁栄を謳歌し、彼はそこに城壁を築き、宮殿を建てました。

そしてガレリウスはこの宮殿で亡くなり、そこに埋葬されたとされています。ロムリアーナはビザンティン帝国の下でも重要な位置にありましたが、6世紀にアヴァール人に破壊されました。

ロムリアーナの城砦群は、今日では西門と主要な城壁が残っています。

ギャラリー

この世界遺産のデータ・地図(場所)

名称ガレリウスの宮殿ガムジグラード=ロムリアーナ
セルビア
登録区分 世界文化遺産
登録年

2007年

キーワード

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